南九州の外城の町並み、麓の町並みの記録です。
清水





清水(きよみず)麓は,国分麓の近くにある小さな麓で,国分郷の北隣り,清水郷(旧清水村)の中心に形成された麓です。霧島へ向かう幹線道路から入った地区に武家門や石柱門が残り,麓集落の面影が見られます。

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清水麓の町並み(2007年)

清水麓は,国分市街地から霧島へ向かう幹線道路(県道60号)の清水交差点から右に入った所に位置し,清水郷の地頭仮屋跡は明確でないが,現在の清水団地付近と考えられます。清水団地の裏手の通りに武家門や石柱門が残ります。右上は,清水麓の中心となる通り。
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清水麓の石柱門(左)と武家門(右)(2007年)
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清水麓の武家門(2008年)
清水麓の武家門は腕木門で本屋根の左右に小屋根が付く。多くは前方に延びる袖壁を備えています。左上の門は清水交差点付近。道路拡張により石塀がセットバックされています。右上の門は後方の控え柱が見えます。
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清水麓の武家門(2007年)
腕木門。観音扉と潜戸を備える立派な門です。

訪 問:2007年10月14日(2008.4.7)
備 考:撮影はFine Pix F401(デジカメ)。清水郵便局近くに武家門あり。再訪予定。
参 考:国分郷土史他

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