南九州に残る外城の町並み、麓の町並みの記録です。
横川





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横川麓の風景

藩政時代の横川郷は,上之村・中之村・下之村からなり,中之村に地頭仮屋が置かれました。上之村に金が発見されると, 薩摩藩は幕府の許可を得て金山開発(山ケ野金山)に乗り出し,坑夫のための町がいくつもできるなど大いに賑わいました。 横川郷の麓集落は,横川城の麓に形成され,現在の横川町中ノの川北地区に馬場や石垣、石柱門などの遺構が残ります。

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横川麓の武家門
左右に小屋根,袖壁が付く。

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横川麓の石柱門
石段の上に建つ立派な石柱門。正面に石塀が見られる。

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川北地区に残る馬場の町並み
街路の左右に石垣が続き,石柱門が建つ。

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馬場の町並み
左は仙寿寺跡の仁王像。仙寿寺は横川城主・横川氏の菩提寺。

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馬場の町並み
古い石垣が続く。背後の山は横川城跡

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馬場の石柱門
頂部に笠石が載る立派なもの。門から奥に生垣が続く。

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馬場の石柱門
こちらの石柱門は笠石の意匠や門の造りが少し違う。同じ馬場に並んでも意匠や造りが異なる点が面白い。

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馬場の町並み

横川麓は小規模の麓ですが,川北地区に麓らしい町並みが残っています。

訪 問:2008年8月18日
備 考:横川城跡/大隅横川駅/池田家住宅
参 考:

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